専属契約書

専属契約書というのは様々シーンで登場します。わかりやすいところではタレント、アーティストと芸能プロダクションが結ぶ独占契約です。その間に発生した著作権については、一般的にはまず契約先の事務所に譲渡されます。レコード会社やレコード会社関連の音楽出版社、番組などで使用されれば、事務所は放送局傘下の音楽出版社などに再譲渡します。その大元となる契約書です。

最近は聞きませんが、映画全盛期は俳優、監督、脚本家なども映画会社専属契約でした。

またレコード会社との専属契約書というのもあります。この場合、アーティストとプロダクションそしてレコード会社の三者契約をすることが多いと思われます。すでにアーティストと芸能プロダクションが専属契約をしているのであれば二者契約でも良いようにも思えますが、アーティストの人格権の問題があり、アーティストを除いた二者間の契約というのは後々トラブルのもとになりやすいのです。

この専属契約を解除する契約が専属解放契約です。