契約の重要性
日本では、欧米特にアメリカと比べると契約書を交わす行為自体をいやがる時代が長く続きました。そのせいか、未だにアメリカで交わすコントラクトと日本の契約書ではかなり意味合いが違います。どちらが優れているということではなく、文化がまったく違うのです。
アメリカ式の契約
アメリカの契約書はかなりの厚さになります。プロジェクトを始める前に詳細を決めてトラブルを防ごうということなのですが、事前の詰めの段階で、どうでも良い部分にお互いがこだわって、プロジェクト自体がスタートしないことがあります。また、契約書で細かく決めすぎると、どちらかに不満がでる度に、話し合って中身を見直して行かなくてはなりません。
日本式の契約
一方日本の契約書の場合は、大筋とポイントだけしか決まっていないことがほとんどです。タレントの専属契約書など、あまり長いと結局、タレント側がサインしないということもしばしばあります。しかし、それでもなお契約書は有効なのはいうまでもありません。実際、プロジェクトが始まるまえに、今後発生するトラブルを全て予測して契約書に盛り込むのは不可能です。つまり他国で行うような契約書が必ずしも有効とは限らないのです。要は、一つのプロジェクトを成功させることが重要なのです。トラブルを抑止する、お互いの信頼を表明するという意味においては日本の場合、あの薄い契約書でほとんどの場合ことが足りているということでしょう。
その上でポイントになるところはしっかり押さえなければなりません。書面の長さを短く押さえなければならないとすると、むしろ日本の契約書を作成する方が多くの知恵が必要です。
取扱契約書の実績
- 著作権譲渡契約
- 業務委託(請負)契約
- 専属契約
- 出演契約
- ソフトウェア開発委託契約書
- プログラム開発委託契約書
- WEB制作業務委託契約書
- 広告代理店業務委託契約書
- 原盤制作委託契約書
- ソフトウェアライセンス契約
- 楽曲使用許諾契約
- 音源使用許諾契約
- 楽曲使用許諾契約
- 写真使用許諾契約
- 出版契約
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